ゲルソン療法 ・がんの食事療法のファースト・ステップ
がんの食事療法は様々な流派があり書籍もたくさんあって、すべてを理解してから始めようなどと考えているといつまでたっても開始できません。それだけ膨大な書籍が発売されています。
そこでこのページでは、がんの食事療法を自らの生存のために勉強している管理人あらふおが、がんの食事療法をとにかく始めたい貴方のためのファーストステップを解説します。
ミッション1 :野菜ジュースをつくるための低速ジューサーを購入せよ!
ゲルソン療法の原法、星野式ゲルソン療法、済陽式食事療法はそれぞれ細かなところで違いがあります。でもそんな違いにこだわっていては先に進めません。まず共通しているところからはじめれば良いのです。これら各流派の共通点は、とにかく大量かつ作りたての野菜・果物ジュースを飲め!としていることです。そして野菜ジュースはミキサーではなくジューサーで、ジューサーの中でもスロージューサーという機種で作ることが推奨されています。
日本でスロージューサーはいろいろなメーカーが出しています。あらふお自身はクビンスを使っています。1代目はヒューロムという会社のものを使用していましたが、ニンジンを細切りにしてからでないと投入口に入れられないのがけっこうな手間だったので、2代目からは丸ごと投入できるクビンスにしました。
毎日何度も行う作業なので、野菜を丸ごと投入できるというメリットは大きいです。
どのメーカーが良いかなどと考えているあいだに貴重な時間は過ぎてしまいます。星野医師も済陽医師も、思い立ったら直ちに食事療法を始めることを勧めています。私たちがん患者には時間がないのです。
日本では多くのガン患者がクビンスというジューサーを使っています。がん患者の場合はシャープ・ヘルシオの選択はないかなと思いますが、とにかく一日も早く低速ジューサーを購入しましょう。ジューサーが家に到着してしまえば、その日から野菜ジュースを作れるのです。
ゲルソン療法に最適なスロージューサー比較検討した人気記事はこちら>>>「ゲルソン療法に最適なスロージューサー」
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ミッション2 :低速ジューサーに投入する無農薬野菜を定期購入せよ!
低速ジューサーを購入したら、投入する野菜や果物を何にしようかなど悩んでいないで、とりあえず八百屋やスーパーに行ってにんじんとリンゴを買ってきて野菜ジュースを作りはじめましょう。有機野菜が売っていないかもしれませんが、とりあえずはなんでも良いから始めることが大切です。飲まないより飲んだ方が100倍良いのですから。にんじんとリンゴは別にジューサーにかけた方が良いなどと星野医師はアドバイスしていますが、細かなテクニックは追々学んでいけば良いのです。様々な食事療法の本を購入すれば、美味しい野菜の組み合わせも分かってきます。
しかし次のミッションで必ず取り組まなければならないのは無農薬野菜・有機野菜の確保です。
星野医師も語っていますが、ゲルソン療法を始めれば水を飲む余裕などありません。すべての水分はジュースからとるくらいの勢いで大量の野菜ジュースを浴びるように飲む必要があります。この際、その大量摂取する野菜に農薬が含まれていると農薬には発がん性がありますから、せっかくの努力が水の泡となりかねません。そこで次のミッションとしてジューサーに投入する無農薬・有機野菜を確保する必要がでてきます。しかも、旬の時期だけでなく、年間を通じて提供してくれなければなりません。
管理人あらふおは、これまであちこちの生産者を試して来ましたが、現在はピカイチ野菜くんを利用しています。
ミッション3 :野菜ジュース・スープのバリエーションをマスターせよ!
星野医師も勧めていますが野菜ジュースは数種類の組み合わせを飲んだ方が良いです。それだけ様々な栄養素を摂取できるからです。また管理人あらふおの経験上も、いくつかの味を楽しめた方が継続ができます。特に済陽医師の食事療法の本には様々なレシピが紹介されていますから、その中から1冊を選んで少しずつ試してみましょう。
ミッション4 :星野式や済陽式など、食事療法のいろいろな流派を理解せよ!
星野式ゲルソン療法と、マックス・ゲルソンが提唱したゲルソン療法の原法は異なります。星野式ゲルソン療法はもともとのゲルソン療法の簡易版です。済陽医師の食事療法は必ずしもゲルソン療法だけを参考としておらずさまざまな食事療法のいいとこどりを狙っています。何を取り入れて何を省略するかはご自身のおかれた状況に照らしてご自身で判断することになります。多くの書籍を読み、自分なりの食事療法をアレンジしていきましょう。